再開発前の那覇市農連市場

沖縄の魅力と言えば青い海だが、日本のその他の都市とは一線を画すその街並みも魅力のひと



つであるあ。



米軍基地が近くにあり、アメリカナイズされたコザ(沖縄市)や北谷(美浜)も異国情緒溢れる魅力



的な街だが、なんと言っても管理人が大好きなのが那覇の市場だ。



その市場でも有名なのが、観光客が多く訪れる国際通りに近い牧志第一公設市場界隈。



次いで少し外れた栄町。



そして、かなり那覇マニアじゃないと訪れないであろう市場が、今回紹介する農連市場だ。











那覇市民でも1回も行った事が無い人がいるだろうその市場は、相対売りと言われる売り手と買い



手が直にやりとりするというシステムで、今でも早朝には商いが行われている。





バラック小屋で、昔の香港映画にでも出てきそうなその市場は、昭和28年に作られ築60年以上



経つ。



継ぎはぎだらけの建物は、今まで台風によく耐えられて来たな、と感心ぜずにはいられない程ボロ



ボロだ。



大分前から再開発の話を聞いていたのだが、ついに本格的に取り壊す事になり、無くなる前にカメ



ラに収めておこうと今回訪れた。





まず「動画その1」は地図の紫のラインを通った動画です。 開南本通りを南側に向かって撮った映



像から始まり、市場の中を通ってガーブ川を眺めます。



そこから照屋漆器店に向かって戻るのですが、この通りはグーグルマップのストリートビューでもみ



られません。



★再開発前★沖縄県・那覇市農連市場その1★貴重映像★







まぁ大げさに”貴重映像”なんてタイトルに付けましたが、この市場南側は、すでに解体されて工事



が着工している北側の市場代替施設が出来た後に取り壊されると聞いているので、来年(2017年)



の7月迄は今のままの状態だと思います。







続いて動画「その2」は地図ライン水色のルートで撮りました。













★再開発前★沖縄県・那覇市農連市場その2★取り壊し前★









再び開南本通り(通称仏壇通り)を南に向いて撮った映像から始まりますが、途中で見えるように



4車線に拡幅工事中の様子も映ってます。





そのまま上原ミートの脇を通ってガーブ川に差し掛かります。そして今回本当に貴重映像となる今



は解体されて無くなった農連市場の北地区をガーブ川沿いに歩く。





この北側地区はもうちょっと撮っておけばよかったと後悔しています。



ここに出来る商業棟に今までの市場機能を移すそうなのでどんなのが出来るのか楽しみ。



他にもこの地区には学校、住宅等が来年の7月に出来るそうです。





本土のどこにでもあるような街並みでは無く、個性的なここにしかない新しい町が出来ることを



期待してます。








コメント

  1. KU より:

    SECRET: 0
    PASS: 13ce3d8b8f71167dd785c1fb6a3597a8
    2017年11月1日に那覇市のガーブ川北岸に新しくオープンした「のうれんプラザ」のニュースをYouTubeで見ました。

    これがガーブ川南岸にあった「農連市場」周辺の風景なのですね。

    この継ぎはぎだらけの「農連市場」跡が将来どのように再開発されるのか楽しみです。

    でもこの那覇市の「農連市場」の風景は、本土でも1960年代まではよく見られた風景だと思います。

    街並みがきれいになるのはいいことなのですが、戦後の高度経済成長期前のボロボロで継ぎはぎだらけの建物も何か郷愁を感じさせますね。

    ブログの動画、ありがとうございます。とても参考になりました。

タイトルとURLをコピーしました